事故事例ニュース

             
 

事故事例ニュース(第315号)

事故事例ニュース(第315号)
 
   
事故事例ニュース
 
どのような場所か

 片側2車線の高速道路。
 ゆるい上りで前方は見える。
 
どのような事故か

 大型トラックが、渋滞のため前車が減速していたのに気づくのが遅れ追突。
 
原因は

 大型トラックの前方不注視です。
 
この事故を防ぐためには

 居眠りをせず、脇見をせず、前方を見るだけではダメなのです。
 高速道路での走行は単調で道路状況に終始集中し続ける事は難しく、ついついよそ事を考えたり、寝てはいないが何も考えていない漫然運転になりやすくなります。
 それが前方を見ていても注意意識が低下している状態です。注意力が低下していると気づいたら、こまめに休憩を取りリフレッシュ、一旦リセットしてから走行してください。
 「前を見る」とは、集中力があっての「前を視る」です。
 
 
《事故防止上の注意点》

○車間距離に注意し、特に停止後は意識して長めに距離をとる。

○トラックは視界特性により、前車に異常接近しやすい。

○単調な道路(高速道路等)や渋滞時は集中力が低下しやすい。

○目から入った情報は脳で処理をして体全体に指示を出します。
 どんな情報も脳が機能低下していると意味がありません。

○常時集中する事は不可能。休憩して集中できる時間を増やしてください。
 
 
〇前を見ているだけの漫然運転はしないでください。「視」です。
 
〇渋滞時の書類チェックなどは厳禁です。
 
〇大型トラックの間に乗用車を挟んだ時は発進時に注意しましょう。
 
〇あくびが出たら「居眠り運転」の黄信号です。休憩をとりましょう。
 
〇事故等で停止すれば、車はできるだけ路肩に寄せ、安全対策(発炎筒等)を取り、ガードレールの外に至急避難してください。
 
 
 
 
 

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